うちカフェ
家庭で簡単にカフェ気分が楽しめる「うちカフェライフ」を応援するコーナー。 コーヒー、日本茶、ハーブティー、中国茶、それぞれの専門家にアドバイスをもらったり、疑問を解決してもらおう ！ ！
古橋 見洋さんオススメの
「うちカフェ」スタイル
コーヒー豆の生産処理について
年末年始にむけて、色々な生産処理をされたコーヒーを飲んでみよう！
生豆を取り出す方法は生産処理（コーヒーの果実から生豆になるまで）と呼ばれ、その方法によってコーヒーに及ぼす味の作用が異なります。今年のクリスマス、年末年始はいつもと同じ安定のコーヒー豆・・・だけではなくお好みの生産処理を探してみるのはいかがでしょうか？
生産処理には大きく分けてウォッシュド、ナチュラル、パルプド・ナチュラルの３種類があります。
ウォッシュド精製
果肉除去後、発酵槽でパーチメントの粘液質を発酵させて除去させる。パーチメント（外皮）が付いたまま乾燥させて、出港時に脱穀。
及ぼす味の変化：酸が明るくなりやすく、すっきりとした質感になりやすい。
ナチュラル精製
コーヒーの果実を付着させたまま乾燥。出港時に乾燥した果肉とパーチメントを同時に脱穀。
及ぼす味の変化：酸味が弱まり、甘さと質感が強くなる。ベリーや、ワイニーな味わいがつきやすい。
パルプド・ナチュラル精製（ハニー精製）
コーヒーの果実を除去した後、粘液質を付着させたまま乾燥させる。出港時に脱穀。
及ぼす味の変化：ウォッシュドより甘さ、質感が強く、ナチュラルより酸が明るくなる。二つの生産処理の間のようなイメージ。
今年のクリスマス、年末は、ちょっと特別な生産処理のお豆はいかが？
アナエロビックファーメンテーション
密閉タンクで嫌気発酵させる方法です。酸素で活性化するバクテリアを抑えて非酸素化で活動するバクテリアを優位にすることで味わいの成分を変化させます。数日間嫌気発酵させた後、乾燥、脱穀させます。
及ぼす味の変化：強いストロベリーや、シナモンのような味わいになりやすい。
コーヒーファクトリーでは、毎年クリスマス～年始にかけてこの特別なお豆をご用意しています。キャラクターがよかったらお試しください ！
上記以外にも、もっといろいろな生産処理が最近では発明されています。
より詳しく知りたい ！ そんな時は、お馴染みのコーヒー屋さんに聞いてみてくださいね ！
お客様の好みに最適な豆をオススメします
お店に並ぶ豆は常時20種類ほど。各産地で厳選した豆を、確かな焙煎技術で、最大限の美味しさを引き出し販売しています。ぜひ一度お試し下さい。
